
6月は全クラス合同で、オンラインでお店を開く「わたしのお店」プロジェクトを行いました🚴🏼♀️
授業内では、ZoomとSpatial Chat(https://spatial.chat)を併用していきました。

オンラインでも実際のお店に近い感覚を味わうことができます。

画面越しでも取引することができ、子どもたちも売り上げが増えていくことに喜んでいました!
このプロジェクトは、自分が提供できることと、他者が欲するものの違いに気付くことで、サービスを提供する意味を理解することを目的としています。
そのため、各クラスの実態に合わせてねらいを設定し、活動を進めました。
①ELクラス(1.2年生)
自分の好きなことからアイデア発想をし、お店を開いてみる経験を積むことをねらいに活動しました。


最初は年上の子たちに混ざってオンラインでお店を開くということに対し、不安感を感じていましたが、慣れていくうちに楽しくなっていたようでした😊
「サービスに難易度をつけて選べるようにしたい!」「友達と共同出店してみたい!」とやりたいことが回を重ねるごとに増えてきました!
また、自分が好きなものをお客さんも同じように好きだとは限らないということに気付き、相手を想定してサービスを行うという視点に気づくことができました!
②INクラス/Up-INクラス(3~6年生)
同年代の消費者が求めるサービスに対して仮説を立てながら、テストを繰り替えして検証し、サービスをアップデートしていきました。
それらの経験を踏まえ、ふりかえりではビジネスの仕組みについて考えました。
例えば、今回のプロジェクトでは、クイズをサービスとして出店した子が多く、差別化を図るのが難しい状況がありました。
クイズ業界で儲けるための方法として、子どもたちからは「宣伝をする」「ちょっと変わったクイズをする」「値段を安くして呼び込む」といったアイデアがでてきました。


さらに、そもそもライバルがたくさんいるサービスで儲けようとするのではなく、 オリジナリティのあるサービスを提供することで売り上げを伸ばす方法があるということについても、気付くことができました🦒

多くの人にヒットしたわけではないですが、一部の熱狂的なファンがいたことで
売り上げを伸ばしていました。
③ADクラス(5.6年生)
自分と異なる年代層のユーザーを設定し、リサーチをしたり仮説検証を行ったりしながら、より稼げるサービスを考えていきました。
例えば「高学年女子」にユーザーを絞った子は、実際にインタビューを行って「同士がいなくてさびしい」から、「大好きなことをみんなともっと語り合いたい」というニーズを見付け、好きなことを語り合える「語らい場」の出店をしました。


ユーザーを設定した後、問題を見付け、アイデアにつなげていきます!

初めての全クラス合同プロジェクトでしたが、保護者の方から以下のような声をいただきました。
異学年交流がとても良かったです!また、スペチャやこどもペイなど新たなツールを使えたこと。スキルが低いからではありますが、ああでもないこうでもないと四苦八苦しながらその場で相談、どうにか実施できたことはとても勉強になったようです。家庭としても、このプロジェクトを通しまだまだなデジタルスキルを上げて頂いたように思います 。
年齢別のメニューを考えたり、ほかの子のお店から刺激を受けてお店の内容を改善したりできたところがよかったです。
オリジナルのゲームにアプリを組み合わせているお店のアイデアに驚きました。うまく儲ける仕組みを考えた友達のお店は凄い。
7月からは教室授業が再開しています!
それに加えて、オンラインクラスも開講していますので、ご興味がある方は是非お問い合わせください。