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2017

町中探検プロジェクト

どうして町は変わっていくんだろう?

6月のエレメンタリークラスでは「町中探検プロジェクト」を実施しました。

町はどのように変わっていくのか?

変わらなくていいものはあるのか?

普段過ごしている町の変化に注目して、町を探検し、調べていくプロジェクトです。

まずは、町はどうして変わるのか、変わらないものがあるのか、について話し合いました。

「人を増やすために変わる!」

「みんなが『面白い!』と言ってくれるために変える!」

「みんなが知っているものは変わらないんじゃないかな…?」

などなど、たくさんの意見がでてきます。

最終的には「町は人のために変わるものと変わらないものがある」という意見にまとまりました。

はたして実際は…?いよいよ探検に出発です!

町中探検

 

「マンホールが壊れているから新しく変わりそう」

「ゴミがいっぱい落ちているから明日には無くなっているかも」

「ここの交差点、危ないから信号機ができるかも。そうしたら人の流れが変わるんじゃないかな」

と、今までと違った視点で町を見ていくといろいろな発見がありました。

どれも「変わったら便利なのに…」と思っているものばかりでした。

 

すると「人のために町は変わると思っていたけど、どうしてすぐに変わらないんだろう?」

と、新たな疑問が出てきました。

 

例えば写真にある空き缶のゴミは、近くにゴミ箱を設置すれば解決する問題なはず。

ところが、ゴミ箱があった形跡すらありません。

なぜゴミ箱を設置しないのでしょうか…?

もしかしたら、何か事情があるのかもしれません。

 

探検をしてみると、町は変わるところもあれば変わらないところもあることが分かりました。

 

人が豊かになるために変わっていくものと何か事情があって変わらないもの。

最初に考えた「町は人のために変わるものと変わらないものがある」という仮説の通りでした。

 

このように「当たり前」なことを違う視点で見つめなおしてみると、意外と色々な疑問が見つかります。

そして疑問について考えてみることで新しい発見をすることができ、また新しい疑問が生まれてきます。

子供たちは「当たり前」なことから生まれる新しい発見から色々な気づきを得たのではないでしょうか。

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