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2017

遊びプロジェクト 〜遊びを探求、開発しよう〜

遊びを探求・開発しよう!

歴史研究家のホイジンガが『人間とは遊ぶ存在』である(ホモ・ルーデンス)と説きました。

遊びとは、はっきり定められた時間、空間の中で自発的に行うことだとホイジンガは定義付けました。

つまり、勉強も仕事も芸術もスポーツも遊びの一種であるのです。 4月はそんな遊びを探求、開発するプロジェクトを行いました。

 

どんな遊びが楽しい?

おにごっこ、かくれんぼ、ドッヂボール、砂遊び、テレビゲーム、あやとり…

さまざまな遊びがある中、その遊びはどうして楽しいのか、面白いのかを考えていきます。

楽しい、面白い要素が分かれば、その要素を既存の遊びと掛け算したり、

面白い要素同士を掛け算して、新しい遊びを開発することができるはずです。

そのためには遊びをたくさん知らないといけません。

新しい遊び作りのために世界で流行っている(その国ならではの)遊びも体験してみます。

 

新しい遊びを開発!

生徒たちが作った遊びを一つ紹介したいと思います。

ある生徒は、かるたの「何が書いてあるかわからない面白さ」と

「友達のことをもっと知りたい」という思いを掛け算した

「友達の名前かるた」というの遊びを作りました。

もっと仲良くなりたい!友達のことをもっと知りたい!という思いがつまった遊びが出来上がりました。

このように新しい何かを作るとき、創造するときは、思い付きのアイデアだけではなく、既存の遊びを分析し、楽しい要素について考えたり、目的を考えながら、しっかりスモールステップを踏んで考えていくことの大切さを生徒たちは学んだかと思います。

自分だけが楽しいことではなく、みんなも楽しいことについて考える姿勢を大切にしてほしいと思います。

 

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