活動報告

2018.3.20

漢字プロジェクト

  • Intermediateクラス

12月のインターミディエートクラスでは漢字プロジェクトを行いました。

漢字はどうやってできたのか?なぜ漢字が生まれたのか?

漢字の歴史を紐解き、最後にオリジナルの漢字を創っていきます。

また2017年最後のプロジェクトということで「今年の漢字」として

一年を漢字一文字で表現していきました。

 

■漢字って好き?

最初はそんな問いかけからプロジェクトが始まりました。

 

「まぁまぁ好き…かな。漢字一つでいろんな意味があるから」

「嫌い!覚えるのが大変!」

「どちらでもない。あってもなくてもそんなに支障はないから」と、生徒たち。

 

「高校生になる頃には大体4000字を覚えることになるんだよ!」

と伝えると「えー!」「めんどうくさいー!」とのこと。笑

残念なことに「漢字が大好き!」と答えた生徒はいませんでした。

 

日本で生活する上では避けて通れない漢字ですが、そもそも漢字とはどうやってできたのでしょうか?

 

焼いた亀の甲羅に出来たヒビによって物事の良し悪しを決める占いから生まれた甲骨文字。

これが漢字の原型だと言われています。

現存する漢字には4種類の成り立ち(象形文字、形声文字、指事文字、会意文字)があり、

今回は象形文字について学びます。

 

まずは1年生から6年生までに覚える漢字から象形文字を探してみます。

「象形文字とは目に見えるものの形を線で描いたものです。」と伝えると、

最初は「目に見えるもの?」ともやもやしながら進めていた生徒たちでしたが、

「これが石の形に見える!」

「この漢字は元々横向きに書かれたものじゃない?」

だんだんと違う角度から漢字を見ながら見つけていくことができました。

 

「こんな風に漢字を見たことがなかったから面白かった」との声があったのですが、

漢字は何回も書いて丸暗記しなくてはいけないという意識があったためかもしれません。

 

■オリジナルの漢字を創ろう

いきなりオリジナルの漢字を創ろう!といっても難しいので、ゲーム形式でウォーミングアップ。

それぞれ数十枚の「部首カード」と「部首じゃないカード」を組み合わせ、

意味や読み方を考え、クラスメイトが納得したら得点ゲット、というルールです。

 

組み合わせて既存の漢字にしても良いのですが、

オリジナル漢字がうまくできたら高得点を得られるルールのため、

生徒たちは競って他の人にも意味が通じるオリジナル漢字を創りました。

 

例えば…

口(くにがまえ)に虫という漢字を組み合わせて『虫かご』

廴(えんにょう)に歩という漢字を組み合わせて『歩き続ける』

氵(さんずい)に味と色という漢字を組み合わせて『シロップ』

 

とてもユニークなオリジナル漢字ができました。

 

ウォーミングアップが終わったところで、今度は自分のオリジナル漢字を創っていきます。

「横文字を漢字で表すとどうなるだろう?」

「ことわざを漢字一文字にすると?」

などと考えながら、それぞれオリジナルの漢字を創作しました。

 

最後にそれぞれが一年を振り返り、一文字の漢字で表し、漢字プロジェクトは終わりました。

今回のプロジェクトでは、他の人が理解しやすいオリジナル漢字を創ることによって、

漢字を読む人の気持ちを考える共感力と創造力を育みました。

また自由に漢字を創ることによって漢字の奥深さを知っていきました。

漢字って面白いなと思ってくれたのではないかと思います。

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